おししかめんだ

「唐獅子仮面 LION-GIRL」吹替版を見た。

こりゃヤバい、いや、マジ、ヤバイ、オラとんでもねーもの見ちまったよ、そう言いたくなる映画だ。まず言っておくと吹き替えでよかった。声優が豪華!とにかくそれに尽きる。まともな頭で見たら一瞬で脳が崩壊してしまう、まごうことなきアレな映画でした。人類滅亡寸前。無法地帯と化した世界で戦う正義の戦士。もうね、始まった瞬間から、うわ、キタ!ってなる。いきなり意味なくみんな裸。何これ?そして謎の人命救助。まったく盛り上がらない見つめ合うだけの戦闘と無駄な解説。そして長い状況説明。全部イラストで解説。紙芝居か!むちゃパワフルな作品だった。ある意味、完璧すぎる。しかしなんだこの懐かしい感じは。ああ!これは、あれだ。「永井豪のこわいゾーン」(2のコンクリートリベンジャーとか)だ。平成の頭頃作られたエッチでホラーなVシネマ永井豪が監督していたあのシリーズだ。まさにテイストがそのまんま。中学、高校生だったあの頃、ドキドキしながら見たあの感覚がよみがえる。特撮のチープさ、むだに脱ぐサービス、まさに完全再現じゃないか!すごい!まさかこの時代に…。エモい。とにかくあの頃、アレが好きだった人にはたまらない一作かもしれない!監督は「カラテキル」の人ですね!さすが!!

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