「キングダム エクソダス〈脱出〉」を見た。
2日続けての「キングダム」。昨日の続きじゃないです。25年前の続きです。まさか完結するとは！？な伝説の北欧ホラーの最終章。堂々の完結！！5時間20分一挙上映！見てきました！！いやー見ました。5時間。そしてその前にDVDで「１」と「２」も10時間しっかりとおさらいしましたので、ほぼキングダム漬けでした。物語をしっかり完結させるかと思いきや、ただ錯乱した夢の続きを見せられているような、「キングダム」の世界がそのまま続いていて最高でした。お帰りなさい。ただ、この長い間にラースになにが起こったのか、前シリーズまでエンドクレジットで意気揚々と作品解説をしていた監督のラース・フォン・トリアーが、今回はカーテンの後ろから出てこない。そして徹底的に自己否定するメタ視点。作中の病院の職員たちは、ラース・フォン・トリアーとかいうバカ監督が変なドラマを作ったせいで病院の評判がガタ落ちだと口々に言う。そうか、前作がドラマの中の話として存在してるのかと思っていると、登場人物がしっかりつながっていたりする。でも基本的にぶっ飛んでて一言でいって狂ってる。ホラーでありながら、終始ふざけ倒したコメディのようでもあり、でも笑顔で追ってくるドッペルゲンガーとか、目ん玉描写とか、ふつうに怖いし、執拗にセクハラを誘発する助手にイラついてたら、お前か、お前なのかーーって展開があったり、とにかくしっかり面白かったです。そして最高に狂った嬉しい5時間20分でした。あのオープニング曲が流れるだけでテンションが上がります！
