ついたいけんした

「映画 マイホームヒーロー」を見た。

いちばんハラハラするのは、そっち?な映画でした。原作は読んでなくて、アニメとドラマを見ていて、続きが気になっていたので見ました!7年後なんですね、いきなり。原作はこの間があるの?土砂崩れで、主人公が埋めた死体が出てきて、死体の身元が一瞬で判明。気になって土砂崩れ現場を遠くから双眼鏡で見たいた主人公が、たまたまそこに居合わせた刑事と鉢合わせ。しかもその刑事が昔なじみで、いきなり怪しいって疑われて、その場で容疑者確定という…。ドラマチックというよりやたら手際のいい展開。ふつうの人であったはずの主人公は一瞬にして、裏組織にも、警察にも疑われたことを察知して、家が放火されるかもしれないと、突然消化器を持って帰宅する。なんだこの手際のいい流れは。この主人公、一応ふつうのお父さんのはずなんだけど、もう完全にふつうの人じゃないじゃない。とにかくこの主人公に災難が次々降りかかるというか、こんなのどうすんの?ってくらい怖いことが起きるけど、ひょうひょうと乗りこえる。途中、警察内部でとんでもないことが起きますが、そんなにあっさり片付くの?って感じで不問だったり、ひたすら手際がいいというか、都合がいい。何も考えるヒマもないほどことがドンドンと進行していく。倍速で見たい人たちの受容を満たしてくれる親切設計で、とてもわかりやすい映画だった。この映画の何に一番ハラハラしたか!?それはもう齋藤飛鳥だ。え?そんな華奢な身体で刑事って大丈夫!?まじで捜査一課!?って出てくるだけでドキドキ。「大丈夫?腕、折れてない?怖くない?」ってずっと心配が止まらなくなる。なるほど、これが、主人公である父の心境か。それを追体験するような映画でした。

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