わになとしはじめ

新年が始まりました。年明けはとても大事な習慣がありまして。元日の朝、朝一でホラー映画を見るという20年くらい続けている習慣です。何でこんなこと始めたのか…調べてみたら2006年にはじめたのかな?よく覚えてないけど「リング2」(海外版)を見て、翌年に「ファイナルデッドコースター」を見てる。その翌年の元日一本目が「ワン・ミス・コール」(着信ありのリメイク)。3年続いたから定番化しよう!みたいなことになったのかも。習慣ってこうやって始まっていくのかもな。で、2024年元日の1本目ですが、本当は「オクス駅お化け」をU-NEXTで見るつもりでいたんだけど、どうやら前日でライセンス期限がきれたみたいで視聴できない状態に。仕方ないので別の映画を見ました。で、見たのが「ダッシュカム」。迷惑系YouTuberが、ストリートでライブ配信中に怪現象に巻き込まれるって映画。終始ライブ配信カメラの映像。ずっと動き続けて、コメントが流れてきて、頭に着けたGOプロの主観映像とスマホの映像とが切り替わり、主人公がラッパーでずっとラップを歌っていたり、状況がコロナ禍のパンデミックの最中だったり、情報量多くて、とにかく目まぐるしい。大きな画面で見たら酔いそう…だったのでTV視聴で正解?というか、この設定だとスマホとか、PCの画面で見る方がリアリティありそうだし、設定の新しさと主観ゲロなど新鮮な映像体験もあって、いろいろと面白い映画でした。とにかく主人公がウザすぎて、最後まで好きになれないのもすごかった。2本目は未公開の映画「ブラックベリー」。スマホ以前、携帯電話にメール機能を付けてものすごいシェアを獲得したガジェット。日本ではあまり見かけなかったけどアメリカ映画ではよく見たあれの開発者たちの映画。いや、これむちゃ面白かった。なんで公開しなかったの?オタク集団達が一躍世界を席巻していくけど、そこに登場するジョブズのアレで一気に没落していく、その残酷物語っぷりがすごい。時代の速度を感じさせるドラマとしてめちゃエキサイティングな映画だった。それともう一本、今年の「ワニ映画」はじめ。「ワニゲーター」。いや、これ、本気?とんでもない映画でした。ワニ祭50周年に沸く町で、下水道を伝ってワニが人を襲い始めるというアリゲーター的なワニホラー。ホラー?なはずなんだけど、怖がらせる気はゼロで、素人が5万円くらいで撮ったようなチープさがくせになる。60分ほどの映画ながら、全く短さを感じさせないつくりに、40センチ程度の大きさで人形感マル出しで襲ってくる驚くべきワニの造形。ここまでくると、これはこれで楽しめる。こんなことやってるからサメにバカにされるんだよ!って憤慨もするけど、ワニ映画はこのラブリーさがいいんだよ!いずれにしろ今年はもう少しワニ映画の地位を向上させたいと思う正月の朝でした。さー今年もワニ映画見るぞ!

 

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