「デスパレートラン」を見た。
朝からほんとーについてなくて、午前中は出先でここには書けないような大失態をしてしまったり、仕事でもどうしようもない理不尽なメールがぽんと届いたりして、もう頭がパニックで、お腹がすいてるはずなのに食欲もなくなるくらい落ち込んで無気力になってしまって、何か気晴らしでも…と思って映画館の上映スケジュールを見たら、ちょうど見てない映画があって、その映画の予告がちょうど始まる時間で、どんな映画かも知らないけど、家から映画館まで走れば10分、もしかしたら本編にはギリで間に合う？と何も考えずにそのまま家を出て全力で映画館までダッシュで走り、走りながらチケットが買えるかどうかスマホを操作するも上映開始後のチケットは購入できず、そのほか次々届く仕事のメールを一応緊急のものかどうかだけ確認しながら、息継ぎする暇もないくらいの全速力で走って行って、券売機でチケットを購入し、そこからまた全速力でシアター６に滑り込んだら、ちょうど画面が真っ暗になって制作会社のロゴが出てくるところで、家を飛び出してジャスト10分、間に合ったーー！って汗だくで息もぜーぜーしながら見始めたら、始まった映画がスマホ一台持って、スマホを使って事件を捜査しながら森の中をひたすら走る、90分ほぼそれだけの映画で、すさまじいシンクロニシティを感じて、そうこうしているうちにイヤなこと全部どこかに吹っ飛んでましたとさ、映画って本当に素晴らしいものですね、また命を救われました。
