まっくろなくるま

「クリーン ある殺し屋の献身」を見た。

じつはこの映画が見たくて映画館に行ったわけじゃなくて別の映画のチケットを買っていて見に行ったら上映時間を別の映画館のスケジュールと勘違いしていて、到着した時点で本編が始まって30分も経っていて、泣く泣くチケットを破り捨てて、気を取り直して見たのがこの映画だったのです。ゴミ収集車で町のゴミを集める無口で世間に背を向けたような男。一見ぼんくらそうに見えるけど、実は一番怒らせちゃいけないヤツだった的な映画。チケット破り捨てた分、スカっとしてやろう!って思ったんだけど、想像以上にヘビーな雰囲気の映画でした。アカデミー賞俳優のエイドリアン・ブロディが主演・脚本・制作に音楽まで担当した映画。ジャンル映画的なプロットながら、とにかく全体のムードが暗い!そして登場人物がみんな陰鬱で陰惨。いい意味で期待を裏切る映画でした。アクションシーンもね、アクションっていうより暴力シーンって感じで、とにかく痛い。そして暗くて重い。思っていなかった方向で楽しめましたけど…全然スカっとしねーーー!!

www.youtube.com