ちょうどなさいず

ナニワ金融道 灰原、帝国金融の門を叩く!」を見た。

なんというか、個人的にはちょうどいい映画だった。なにがちょうどよかったかというと上映時間だ。60分。このサイズの映画があったことがこの日の自分にはちょうどよかった。わたしにとって映画館はメンタルをリセットしにいく場所で、仕事に行き詰まったら映画館に行くのだけど、なかなか都合良く見たいときにサクっと見れる映画がなかったりして、そういうときはすごく困る。この日は特に、あまり時間はないけど、仕事ですごく落ち込むことがあって、ちょっとリセットしたかった。この映画が存在してくれてとても助かった。歩いて映画館に行って、一回仕事のこと全部忘れて、帰ってきてまた仕事を再開する。最高のリセット効果だ。おかげさまで落ち込むメールにしっかり向き合えた。映画もちょうどいい内容。ナニワ金融道。懐かしい。むかしマンガ版を何度も読んだ。なぜか一番最初に思い出すシーンは極道を辞めるオトシマエにトイレを舐めて掃除させられるシーンだ。あれはイヤなシーンだ。サラ金がテーマだし平成初期の話をやるのかと思ったら、意外にも舞台は現代。灰原は奨学金を返済するのに苦しんで、滞納してしまったことで就職できなかったという設定に変わっている。街頭で配られるティッシュもないから帝国金融もネットで探す。金利の話の詳細はよくわからないけど、おそらく今基準になっている。それでもナニワ金融道らしさはそのままで、主題歌はテレビドラマ版と同じウルフルズで、なんとも懐かしい。ほんとちょうどいい映画だった。

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