せかいのかぞく!

「ベイビー・ブローカー」を見た。

是枝監督永遠のテーマとも言える家族のカタチを描いた韓国映画。なるほど是枝監督らしさがありつつ、しっかり韓国映画になっていて、でもやっぱり是枝映画になっているという。フランスで嘘にまみれた家族の会話劇を撮り、韓国では犯罪と孤児の問題を絡めつつ新しい家族の形を描き、きっとまた今度は別の国で別の家族の物語を描いていくのだろうな。世界各国でその国らしい手法で家族を描いていく。そんな作家になるのだろうか。その意味でもこれは見ておくべき作品だな。

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