さいきんのいきっぷり

どういうわけか、息がくるしくなるくらいのどの具合が悪く、2年ぶりに病院に行ってみたら、特に何の病名も告げられず、ただ薬をポンと渡された。この薬がなかなかの強者で、飲むとすさまじい眠気に襲われる。火曜日、昼の会議も眠くて死にそうだったし、夜は小学館のコミックIKKIの忘年会、3次会でこの薬がすさまじく効いてしまい、隣でしゃべっている人の声が数メートル先の方から聞こえるトリップを味わって、そのまま眠りに落ちてしまいました。申し訳ありませんでした。風邪薬とお酒の相性は悪いようです。それで懲りたはずなのに、結局その後も毎日飲み歩いてしまい方々で風邪薬とお酒の相性の悪さを露呈して回っておりました。そして薬が切れた土曜日、つまり今日、竹中直人の芝居「そう。」を下北沢本多劇場で見たのですが、のど飴をなめながら楽しく劇鑑賞していたところ、途中、急激なのどの痛み(おそらくのど飴のエキスがのどをシゲキしすぎた)に襲われ、呼吸がくるしくなり、すさまじい咳き込み状態に陥りそうになり、そんなときに限って舞台上は静寂に包まれた演技が展開されていて、一人ロビーに逃げ出すこともできず、席の上で呼吸を殺して咳を堪えて身もだえながら、約十数分地獄のような時間を経験しました。風邪ひいたときに芝居を見てはいけませんね。ちなみに芝居の方は、悪夢、幻想系のお話で、それ系の映画(最近だと「ステイ」とか)が大好きな僕には、ど真ん中で嬉しかったです。高橋ひとみが良かったです。井川遥の「素」っぽい感じもよかったです。そんな感じで最近は、風邪に苦しむ日々ですが、風邪が長引く原因の一つはきっとスプラッシュマウンテンの最前列で寒中水浸しになったことも関係しているように思います。あれはよく濡れますね。なんだかよくわかりませんが、連日の忘年会ラッシュももうあと4回ほど大騒ぎすれば終わりそうで、そうか、それが終わるともう来年じゃん、って思って、少し感慨にひたりながら、絶対見ることはないだろうと思いながらもうっかり買ってしまった「機動戦士ガンダム」のDVDを1話から見たりしています。暮れの合間ののんびりした時間、嗚呼クリスマス。そうか、このDVDBOXが自分へのプレゼントだったんだな。