どれみふぁそらし

「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」を見た。

ドレミファソラシ「の」な映画でした。太古の音楽の始まりから、次第に音が増えて、オーケストラになっていくオープニングからしていい。とても気分が弾む。音を楽しむ映画になっている。よく考えると物語は無茶苦茶ではあるんだけど、ミュージカルとして楽曲を活かすための物語としてみたらこれはこれでありかもしれない。何より音楽が楽しい!それを楽しむ映画。クライマックスのシンフォニーはドラえもん楽曲が中に入ってたりで、鳥肌レベルで盛り上がる。むちゃくちゃな設定も「なんでそうなるの?」の理屈はきちんと種明かしをしてくれる。もちろんしてくれない部分もある。だからどうした!ぼくドラえもん。もっと簡単に楽器が上手になる道具ってなかったっけ?とかそんなことを考えてはいけない。だってドラもんだもん。強引な伏線回収が、数回にわたって発動して、すっかり忘れていたアレがラストで効いてきて、なかなか気が利いた映画になっていました。どれみふぁそれし、の♪!鍵は「の」の音。ドラえもんは劇場で見ないと!!そういう映画です。

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