ひーりんぐえいが

「ザ・クリエイター/創造者」IMAX上映を見た。

単純に脳細胞が喜ぶ映画だった。癒やしと言っていい。単純にこの世界観を見てるだけで脳がオキシトシンを分泌してくるのがわかる(ほんと?)。ターミネーターから脈々と続く人類を滅ぼすのがAIであるという定番中の定番の設定に、ブレードランナーからつづくアジア的な近未来感を現代アップデートさせて、これでもかってくらい世界観を作り込んで見せてくるイメージの洪水のような映画。近未来のアジア紀行とも言えるいわばロードムービーだ。AKIRAブレードランナーアップルシードで、日本カルチャーの影響が色濃く、スタッフクレジットもカタカナ表示される。ただ完璧かというと縦組みの看板の音引きが横向きになってるチャーミングさは残っていて、そういうところも何だか好きだ。機能的にはそれどうなの?という巨大な陸上戦艦のフォルムが妙に80年代アニメっぽかったり、とにかくどこ見てても「ああ、幸せ」を感じるヒーリング映画でした。作中テレビで見ている特撮映画は「続スーパー・ジャイアンツ  悪魔の化身」「宇宙快速船」らしいですね。いつか見ようということで一応メモ。

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