きゅうびょうです

イコライザー THE FINAL」を見た。初日IMAX上映。

先週、人生でもトップクラスの最悪な日を経験して、これよりひどいことは起きないだろうと思っていたんだけど、気持ちの沈み具合で言えば、人生でもトップクラスで落胆する、怒りとも悲しみとも悔しさともつかない感情がわき上がってしまって、正常な頭でものを考えられないようなことが起きた。人が聞いたら大したことないことなんだと思うし、自分にしか分からないことではあるんだけど、誰にも相談することができないことで、それがまた苦しくて、自分で解決するしかない。まずはその問題の根幹、何がそこまで自分の中で引っかかっているのか、それを冷静に考えないダメだ。一回、頭を冷やさないと。というわけで、気持ちをリセットするために「イコライザー」を見に行った。見事にリセットされた。まさにこんな今のような状態で見るのに最適な映画だった。3作目のマッコールは、構造をしっかり理解した上でじつにそれをうまく活かした作りになっていた。つくりかたに無駄がない。マッコールの怒りが発動したら「終わる」そのことをきちんと理解した上でじつに計算高く映画として盛り上げるつくりになっていた。いちばん予定調和になりそうなものを、余計なことはしないで、純粋にその予定調和の上で楽しませる。こんなことができるものなんだな。なんとなくこれが求めていた答えに近いものであったような…いや全然そんなことはないんだけど、いずれにしろ、いったん全部もやもやをキレイに洗浄できたおかげで、冷静に向き合えそうな気がしている。9秒で結論は出せない。ただ、結論を出すための方法は自分の中で考えた。今日はそれに向き合う。本当にやっかいなものを抱えてしまった。

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