とうさんでしたね

「大名倒産」を見た。

お金ものの時代劇って「殿、利息でござる」とか「決算!忠臣蔵」とか「武士の家計簿」とかけっこう好きな映画が多いので楽しみに見に行きました!借金まみれの藩に突然大名として迎え入れられた庶民の暮らしをしてきた主人公が知恵と努で借金を減らしていく、そんな経済奮闘劇ではありますが、基本的には強烈なコメディ映画でした。ポップなノリで、登場人物がフザケ倒していて、笑わせてやるぞ!という気概にあふれすぎてて、深刻なはずのお金の話がどうでもよくなって、結果とてもおかしな映画として楽しめました。真のエンディングはエンドクレジットの後にとアナウンスされる真のラストまでふざけていて、一貫していてとてもえらい!先日見た「水は海に向かって流れる」と同じ監督だったんですね。なるほど色使いの雰囲気が似ているかも。やはり今年公開だった「ロスト・ケア」を見逃したのが悔やまれます。

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