「search／#サーチ2」を見た。
100％PCの画面上で展開されるサスペンス。１もすごかったけど、それを踏まえての２でこれだけ楽しませてくれるんだから、これはもう異次元級のすごさだと思う。とんでもない情報処理能力の高さというか、画面のデザイン力と編集の力のすごさに圧倒される。これだけの情報を一つの画面の中にぶち込んで、それをストレスなく理解させて、物語を展開させていく、なんという手際の良さ。一瞬ルールを破ったように見えるPCの画面外のシーンもしっかりPC内の出来事に収めるアイデアの面白さに、ウィンドウを移動させてその下にあるものが画面にうつることで主人公の心の動きをさりげなく伝える演出のうまさとか、細部にわたってすべて計算されていたり、よくできすぎてて怖くなるくらいによくできた映画だった。にしてもデジタルネイティブな18歳の女子高生はここまでネットを使いこなしちゃうの！？そっちの方が異次元で怖い。情報量が多そうだから吹き替え版で見たけど、字幕でも大丈夫だったなと思うくらい、セリフと文字のバランスも配慮されてた気がする。
