「国家が破産する日」を見た。
また昨年の取りこぼし案件。韓国の1997年の経済崩壊を描いた実話ベースのフィクション。こわっ！ほんと怖い映画だった。無関心に生きているといつの間にか国がその形を失っているかもしれないという…。真実が報道されることはないまま、国は誰かのものになっていて、得体の知れない投資家に搾取され、格差は広がっていき、生活は困窮していく、って、あれ？これどこの国の話なの？作劇としてとにかく面白いのだけど、面白いとか言ってられない話でした。坂道を転がってる最中は、落ちていることに気づかないものなんだろうな…。ふと、なんか急に見たくなって、朝から映画「女優霊」を見てるんだけど、やっぱこの映画、好き。女社長が撮影現場に来て「あんたたち何撮ってるの？」って言って脅えるシーン、最高。女社長の顔のすごさ。そこには何も変わったものはないのに、その人にだけ何かが見えているっていう。ああ、怖い怖い。
