あげあげかもね、そうかもね、くせに…


ここんところ、早朝ジョギング中のiPodがやたらとDJ OZMAを選曲してくる。正直朝からきつい。
来月発売の書籍のカバー、帯の色校が出てきた。本を作っていて、カバーの色校を見るときが一番テンションがあがる。今回は3年間をかけて40パターン以上も案を出し続けた装丁だけに、思い(怒り)もいろいろこみあげてくる。こみあげてくる以上に周囲からの評価が高くてビックリ。すっげーダッセー紙を使って、ベタなデザインにド派手な加工、帯には有名人のコメント20個を原文ママで掲載、と、個別でみるとひどくてんでばらばら。で、これがひとつにまとまると、何ともいえず美しくなくて、なによりも目立つ!気がする。まぁ、とりあえず、ひと安心。
でもって、もう一個テンションがあがるできごとが。4年以上沈黙していた企画が急に動き始めた。というより勝手に動かし始めた。企画自体には絶対の自信がありながら、誰ならこの企画を実現させられるか、それだけがずっと埋まらないで、全部自分でやっちゃおうかと思ったりもしたんだけど、偶然ぴったりはまる人に巡り会えた。ただ制作に恐ろしく時間がかかる本なので、何年かかっても、とにかくがんばりたいと思います。つーか、がんばってもらいたいと思ってます。
関わっていた本の重版が決まったりもして、終電を途中下車して歩いて帰りたくなるほど(実際やってみたら疲れた)、いい夜でした。