まだむがうぇぶで

「マダム・ウェブ」を見た。

頼んだ料理と違うのが出てきたけどこれはこれで悪くない!そんな映画だった。初日鑑賞。なるべく前知識を入れたくない派なので、早く見ておこうと思い行ってきた。すでにけっこうな酷評が聞こえてきていた。そんな言うほど悪くないじゃん!そう言いたいな、言えたら良いなと思って見た。うん、言うほど悪くない。というか、面白いじゃん!いや、これはツッコミながら見るタイプの楽しい映画ですよ。応援上映向き!大いに楽しくツッコミたい!そういう映画。マーベル初の本格ミステリーサスペンスであるという宣伝文句。もう、ここから始まってる。そんな映画を期待させておいて、こうくるか!!ってくらい予定調和とご都合主義と行き当たりばったりのジェットコースター。未来予知して過去をやり直せるのに、解決策が全部「車で突っ込む」という見事な大技。いや見てみて、本当だから。びっくりする方法で車ぶつけるから。いよ!待ってました!って2回目はそう叫びたい。事件現場に何か探しに戻ったのかと思ったらただの夢遊病だし。「3人の少女はわたしが守る」って言った途端、人に預けて外国に自分探しの旅に出かけるし。敵が国家機密を盗み出す方法がまさかの色仕掛けだったり、思い出すと細部がいちいち面白い。なんだコメディじゃん!時代設定を2003年にしていて、なぜそこにしたのか無理ありすぎるだろうと思ってたんだけど、そうか最後に産まれる子の叔父さんの名前があの人で、と考えるといろいろ逆算して糸をはり巡らせているようで、そのはり巡らせた糸が回収されていくといいな。期待してたものとは全然違うけど、これはかなり面白い快作でしたよ!

www.youtube.com