おかわりしてきた

「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」(吹替版)を見た。

もう一度見ておくべきか悩んだ末に、結局おかわりしてきた。コナンが始まってしまったので、上映回数が激減していて…吹き替え版が見れるチャンスはもう最後と思って座席予約しようと思ったらほぼ満席。上映時間までまだ時間あるのに…あと数席しかない。じわじわと口コミで人気広がってる?とにかく満席の劇場での2度目の鑑賞。いや、吹き替え版、最高じゃないですか!?もともと情報量が多いですからね。面白さアップしている気がする。墓場のシーンの超豪華声優たちのギャグ祭りも楽しかった。2度目見て思ったのは、やはりこの映画の映画としての完成度高さですね。いかに余計な情報を省くか、説明抜きで理解させるか、その辺の配慮が行き届きすぎている。きっちり全部、アクションや流れ、細かな演出でわかるように設計されていて、各キャラクターの感情の動きもセリフではほとんど語らせていない。余計な雑味がない。こんなことをファンタジー映画でこの短時間でやりきるってとんでもないことだなと思う。2度目見て思ったのは、セクシーパラディンのゼンクさん周りが最高に面白いことでした。完璧に強くて、いい男で、でも生真面目過ぎて面白くない男。完璧キャラをいじり倒すうまさ。まったくイヤミなく、完璧さをキープしつつ、それでも面白くする。これすごいことだと思いますよ。編集のキレの良さとか、見る側が何も考えないでいいように目配せされまくった画面構成のうまさとか、気づきにあふれた2度目の鑑賞でした。当たり前だけど1秒も退屈しなかった!今年最高の娯楽映画の1本なのは間違いないと思う。上映終了後、劇場がざわついてて「めっちゃ面白かった!なにこれ、すごくない、すごくない」って声が漏れ聞こえてきて、そんな声聞くだけで嬉しくなる。わかる!そう言いたくなる!!ほんとそういう映画。コナンのヤツに押されてGWには消えてなくなってそうだけど、がんばれ!!

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