おくがふかいです

「劇場版 名探偵コナン 黒鉄の魚影」を見た。

毎年欠かさず見ている劇コナですが、初日に見に行ったのは初めてだったかも!?平日の夕方の回でしたが劇場満席。いや、しかも、しかもですよ、上映回数が30分刻みで1回上映されてて、つまり同じシネコン内の3、4スクリーンでコナンをやってるわけですよ(そのせいで他の映画の上映回数が激減する)。それでこの客の入り。恐れ入るとはこのことです。驚くのはとにかく若い客が多いこと。三分の一くらいが高校生?っていうざっくりイメージ。もう20年以上も続いている言わば老舗コンテンツにこれだけ若い層がファンとしてついてきてることに単純に驚きます。終わって、エスカレーターに乗っていたら、同じ回を見てきたと思われる女子高生2人が、「ヤバい。安室さんがデカかった。ベスポジで見れた。いい席で見れてよかった」って大興奮しながら話してた。安室さんですよ。安室透ですよ。古谷徹アムロ・レイですよ。いわばガンダムですよ。そのキャラにイマドキの十代が魅せられている。「名探偵コナン」というコンテンツを無視できないのは、こういう過去のコンテンツを活かす力に長けているからなんですよね。今回の劇場版は黒の組織のメンバーが勢揃いしたこともあって、豪華レジェンド声優祭り感がハンパないのに加えて、先日見に行った「ダークグラス」のダリオ・アルジェント監督をもじったキャラクターが出てきたり、灰原とコナンのアレな展開もあったり、見所の多い作品ではありました。謎解きもアクションも仕掛けもほとんどギャグですが、そこもまた愛らしくコナンですね。それにしても黒の組織って、内部に裏切り者多過ぎじゃね?っていう実はポンコツなのでは…がますます過激になってきってますよね。始まった当初からずっと黒幕はアガサ博士だと思ってたんですけど、今回はもしや!なワンカットもあってその辺も面白かったです(全然関係ない展開でしたが)。来年は北海道なのかな?楽しみです!!

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