「オネアミスの翼」4Kリマスター版を見た。
人生ベストワン映画を再び劇場で見る。6年ぶりの劇場鑑賞。今回は通常版の４Kリマスター。もう百回以上は見ている映画なんだけど、やっぱりこの映画好きだー。泣きました。思わず泣いてました。もしかしたらこの映画で泣いたのは初めてかもしれない。歳を取ったせいですかね。なんだか不思議です。なんでこの映画をこんなに繰り返し見ちゃうんだろうって思うけど、ひとえにそれは、この映画が物語的にはそれほど盛り上がらない作品だからなんじゃないかと思ってる（とか言って泣いてるんですが…）。でも、それがいい。だからこそ、この世界が生きてくる。この映画が素晴らしく好きなのは、この映画の中にある世界だということを見る度に思い出す。この世界に行きたい、ひたっていたいそう思わせてくれる。何年か前に見た「王立宇宙軍 オネアミスの翼 SFアニメができるまで」展。展示されていた圧倒的な量の設定資料。麻雀の点棒みたいなお金、食事の設定、街並みの設計、一瞬出てくるカードゲームのルール、膨大なアイデアを出して組み上げている。これをアニメで80年代にほぼ20代のスタッフで作ったというのが、もう、なんというか胸にくる。とにかくいつかこの世界に住んでみたい。メタバースでオネアミス王国を作って欲しい。住みたい。
今回初めて気がついたんですが、エンドクレジットにこの画像の女性と思われる人のスケッチが一瞬映るんですが、これ22年前に作ってたわたしのホームページのトップ画面で使ってた写真で、これがいったい誰だったのか思い出せず…調べようってことでメモとして残しておきます。
