きんかをわすれる

「英雄の証明」を見た。

人がいかに印象だけで人を見ているか?行いそのものよりも、評価は「評判」や「印象」で決まってしまう。そしてその印象は、ちょっとしたことで簡単に逆転してしまう。いい人に見えていたものが、誰かのちょっとした「あれ、これおかしくない?」という小さな疑問でひっくり返る。昨日までの善人が、突然悪人として糾弾されてしまう。この主人公は正直な人なの?それともロクでなしなの?映画はあくまでもそれを引いたところから公平に捉えていて、善人か悪人かは示さない。そんなものは結局誰にもわからない。何にせよ生きにくい世の中よね…って思いを持って帰ってくる、映画って本当にいいものだ。

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