体感的には３度目に副反応がいちばんヤバかったです。熱は39度まで上がった。悪寒が止まらない。震えで立ってられないレベル。関節も痛い。なぜか手のひらと指先がかゆい。こりゃきつい。というわけでお仕事はお休みにして、こういうときは普段できないことをするのです。まずはアレです。TikTokを永遠にダラダラ見るのです。これは絶対普段できないこと。頭使わないし、目はなんか喜んでるし、ほんとバカになれる。最高だね、これ。一生これ見てていいんじゃない。単純な時間の消費、人の脳はこれがいちばんラクだというのを知ってるんだろうな。あとは、見ようと思っていたマ・ドンソクの「スタートアップ！」を見てラブリーなマブリーを愛でてみたり、これも気になっていたメキシコ映画「死者の侵略」を見てツッコミまくりつつ深く感動してしまったり、それなりに病人ライフを満喫しました。具合が悪いことの原因がわかっているので気が楽ですね。いや、それにしても「死者の侵略」がすごかった。ルチャシネマってようはメキシコのプロレスラーが出てくるジャンル映画なんですけど、主役はレスラーじゃなくて、謎のマッチョな「教授」と呼ばれる奇術師で、チベットの壁画とメキシコの壁画が似てるとか、予言だとか、隕石だとか、ヘビだとか、死者が突然蘇るとか、ストーリー展開もハチャメチャなら、やってることもめちゃくちゃで、出てくる人たちもトンチキで、どこを切り取っても「おかしい」しか出てこない。ゾンビ映画なんだけど、ゾンビ映画見たことない人が作ったような色んな意味でフレッシュなゾンビ映画でした。味わいの深さで言えば最近見たどんな映画よりも強烈で、これぞ具合が悪いときに見る映画！って感じでした。充実！！
