あくむてきじゃん

「ナイトメア・アリー」を見た。

いやー好きだわー。こういう映画超好き。現実なのか悪夢なのか区別がつかなくなるような映画。いや、起きていることは現実なんだけど、そこに存在している世界がまるで悪夢のように見えてくる。これは美術の勝利ですね。見世物小屋の中のディテールとか大がかりなものもその異様さがすごいけど、心理学者の部屋の前の廊下とか何気ないところの描写もバランスがどこかおかしくてクラクラしてくる。物語自体もトラウマと罪悪感と霊と悪魔と心理についての狂気に満ちた話で、最後はもちろんそうなりますよね…って感じで、ある意味、後味最高です。よき!!

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