さんかくすぎるぞ

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「さんかく窓の外側は夜」をみた。

原作が気になったのでちょっと読んでみたら、ほのかにBL色の漂うゴーストハントものなのだけど、映画版はその色は薄まっていて、期待してた人はがっかりするじゃないか!?な映画で、BLではないけど、映画は横浜が舞台なので、なるほどあのアタリに呪いの貯蔵庫があるのだな…とか、横浜ネタで言えば、橋の上で「横浜駅に行くのはどっちにいけばいい?」って平手友梨奈に道を訪ねた北川景子が、「観覧車の方に歩いて行けばつきますよ」って教えてもらうと同時に呪いをかけられて唐突に死ぬっていうシーンがあるんだけど、このシーン、いきなり呪いをかけるっていう唐突さもヒドイけど、そこから観覧車の方に行っても横浜駅には永久に着かないという二重の意味でひどい仕打ちをしていて、平手演じる女子高生、マジ「悪魔!」で、この平手が非道の限りを尽くす映画になるんだと思ってたら、イケメン除霊師と会ったら急にしおらしい乙女になったり、突然殺された北川景子の素性も2秒ほど説明がされるけど、結局その話どこ行ったの?みたいな感じで、映画のすべてが「見えているものを信じるな」っていうことを訴える映画だったような、ちがうような、ようわからない。