「オオカミの家」を見た。
ヤットミレタ。まるで全編が悪夢。そして一枚の絵画のような作品。これは映画というより絵画だ。こんなもの初めて見た！という驚きが先に来る。新しい技術ではなく、発想の新しさ。映画にまだこんな可能性が残っていたのかという大いなる驚き。こんな作品は他にはない。そしてこの作品が生まれたことによって、おそらくこれにつらなぬ作品は生まれると思う。きっとこれは世界を拓く作品だ。つまり世界の創造だ。新たなる世界の発見。そのくらいのインパクトのある１作。何を映画に求めるかは人それぞれだと思うけど、映画に映画以上を求めている人間には、至福体験以外の何ものでもない作品だと思う。今年一番の衝撃だった。映画「スーパーマリオ」に並ぶ今年最大の発見だ。
