きのうではない

f:id:Shimpachi:20191016154105j:plain

「イエスタデイ」を見た。

ビートルズのいない世界でボクだけがビートルズを知っていたらって映画。売れない、さえないミュージシャンが手に入れたこの奇跡をどう使うのか。ビートルズの曲を自作と言って発表してもなかなかうまくいかない前半の展開がよかった。結局、作品って誰に発見されて誰に評価されるか、そこに全てがかかっているよねっていう。実力でのしあがっていくわけじゃないから単なるサクセスストーリーではないのだけど、もしかすると天からのギフトってこういうことなのかもなって思ったり。日本にも「僕はビートルズ」っていうビートルズコピーバンドビートルズ誕生前の世界にタイムスリップして先にデビューするってマンガがあったけど、どちらの作品も同じ事で葛藤しますね。ま、そういう要素よりも本作はラブストーリーなので、もっと気楽に見た方がいいです。でもって小ネタを堪能すると。劇場は満席で年齢層は高め、ビートルズ世代で埋め尽くされてました。