「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を見た。
初日、見てきました。早朝からシリーズ１、２、３と見て気分を高めてからの新作。冒頭から最高、いや冒頭こそ最高！という懐かしくも楽しい脱出からのお宝争奪シークエンス。もう、これが見れただけでも十分と言えるつかみでした。それにしても御年80歳の主演俳優の冒険アクションシリーズ。このことだけでこの映画の存在価値はとんでもない。高１の夏、学校をサボって初日に見に行って、朝いちの初回から最後の回まで見続けた「最後の聖戦」。その夏、なけなしのお金でインディのに似た帽子を買って、夏中かぶっていた。学校にもかぶって行ってた。あんな冒険がしたいと思っていた。あの頃憧れた彼の冒険がまだ続いている。それを考えただけで、見る前から胸アツで泣いていた。見てやっぱり泣いた。お約束のアクション、お約束の展開、お約束のうねうねしたやつ、お約束の足がたくさんのやつ、どこかポンコツな愛嬌ある敵、なんだそれな仕掛け、そのすべてが愛おしい。存在してくれることにこれだけ感謝したくなる映画もない。これは歴史だ。気持ちよくお酒を飲んで、帰宅してみたら仕事がとんでもないことになってた。…とりあえず見なかったことにして寝ました。
