「Fukushima50」を見た。
あれから9年か…。事実を基に描かれた福島第一原子力発電所事故の映画。事実と異なると言われている部分もあるようだけど、とにかく、改めて、こんなとんでもないことが起きていたのだということをまざまざと見せつけられる映画だった。これ、ドラマじゃないんだもんね。だから分かりやすくカタルシスを得る内容ではない。現場と会議室との理不尽なやりとりや、好転しない事態、このままいくと起きる最悪の事態…。あの時の自分は何が起きてるのかわからずに、不確かとしか思えない情報に脅えて焦って、そんな毎日だったけど、現場にいた人たちはほんとに命がけだったのだよね。こんな危機があった先に今があるんだなとしみじみ考えさせられました。
