くるぞきたぞ

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「裸の島」を見た。

超久々の午前10時の映画祭。いやーー不勉強ですみません。こんなすごい映画があったんですね。セリフは一つもなく、ただ淡々と島に暮らす4人の家族の生活を描いた作品。大地と共に生きる人の営みの根幹を描いたような、壮大でかつミニマルな映画でした。ただ水を担いで歩くだけのシーンの繰り返しにこんなにハラハラしたことがあっただろうか…。1960年の映画。この時代にこの景色をこの作品に残したことのすごさ。圧倒的な映画でした。

「来る」も見た。

最近は何を観ても怖くて、何なら「裸の島」ですら怖くてハラハラしたのだけど、この映画はいい息抜きになりました。どうしてみんなこの主人公家族のことにそんなに一生懸命になるんだろう?っていうのが最大の謎でしたが、物語の展開自体は起伏に富んでいて楽しめました。松たか子がラーメン食べるところと、繰り出すパンチのキレの良さがよかったです。