どきゅめんたりーはしご


ヒッチコックトリュフォー」を見た。先日「めまい」を見たあとだったので、後半「めまい」「サイコ」にフォーカスした構成に得した感いっぱいだった。「映画術 ヒッチコックトリュフォー」の取材テープがしっかり残っていてそれが聞けるというのも貴重な体験だし、それ以上に世界中の映画監督たちがこの本を読んで影響を受け、ヒッチコック作品の素晴らしさを喜々として語っているのが感動的だった。ヒッチコックという作家に正当な評価を与えたのはこの本があったからだっただろうし、本当にこの二人の出会いは素晴らしい。「ジャニス リトル・ガール・ブルース」も見た。なんだこれ「AMY エイミー」とそっくりじゃないか。たぐいまれな歌の才能にめぐまれ、スターになり、薬物におぼれ、27歳でこの世を去る。なんという運命の一致…。