どうせやくにたたない


「逃げ恥」が終わった。別にロスになるほどハマったわけじゃないけど、ほぼ全話リアルタイムで見てしまった。で、なかなかよくできた楽しいドラマだったなと思う。作り手の遊び心がうまく作品に反映されてたし、何よりも視聴率が上がるにつれ、作品自体のテンションもあがっていく感がよかった。今期のドラマ…今期に入るかは分からないが「夏目漱石の妻」はすごくよかったし、「Chef〜三ツ星の給食」もセンスは悪いけど楽しいドラマだったし、「地味にスゴイ 校閲ガール 河野悦子」も校閲の実態云々は別にして楽しかったし、何より石原さとみは最高だし、「ラストコップ」は岡山の奇跡のアノ娘のクオリティふくめ全てが微妙なのを逆手に取ったような展開と最終回の破壊っぷりがすごかったし、「IQ246 華麗なる事件簿」は日本版ホームズを織田裕二がハチャメチャに演じてて笑えたし(モリアーティもおかしかったし)、裏番組の「キャリア 掟破りの警察署長」はターゲットを模索し続けるこの時間帯の迷走っぷりがうまく形になった感じでよかったし、「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」はゆるくてなんかずるずる見ちゃうし、「家政婦のミタゾノ」はよくわからなかったし、「レディ・ダ・ヴィンチの診断」は吉田羊だったし、「砂の塔」は重々しかった割にラストががっかりだったし、「カインとアベル」は、見たかったのはそんな山田涼介くんじゃない!だったし、「レンタル救世主」は志田未来のラップがクセになっていく感じがよかったし、なんか他にもあった気がするけど、何はともあれ総じて楽しかったです。ありがとう!2016年!(まだ早いか)