「ルックバック」を見た。
今朝、4時の空、虹がかかってた。なんかいい１日になる予感がした。今日のブログは、その１行で適当に終わらせようかと思っていた。いつものように映画の感想を書こうと思ったけど、思うように書けないだろうことがわかっていたので、そのまま逃げてしまおうかと思った。けど、きっと明日には書かないといけない。そんな義務はどこにないけど、書くと決めているので、たぶん書くことになる。なら、虹を見た今日の方が、まだまともな頭で書けるかもしれないので、「見た」ということだけ書いておこうかと思って、こうやって書きはじめた。正直まだ頭が整理できてない。たぶん見てはいけない日に見た。創作とは言わないが自分が作ってる物で行き詰まっている日だった。２日前から席を予約していたので息抜きのつもりで観に行った。そして、食らってしまった。最初はわんわんと涙を流して創作の初期衝動とのめりこんでいく姿とそれをだれかに認められる高揚感に刺激されてただ泣いていた。ただそれと同時に圧倒的につきつけられるものがあった。それがもうたまらなかった。涙を流して昇華させられないような、何か圧倒的な衝動というか、狂気のようなもの。途中からは泣けなくなっていた。えぐられるような気持ちで見ていた。ちょっとまだ言葉にならない。整理もついてない。圧倒的な背中だったなと思いながら、いまの自分に足りないものを考え、エンドクレジットの長く続くあのショットを見て、自分も机に戻ろうと思った。
