「ダム・マネー ウォール街を狙え！」を見た。
マジクソな金持ち連中が本当にクソみたいでわろた、映画だった！いや、面白かった。こんなことが数年前にあったなんてちっとも知らなかった。現代における小さな革命の話だった。ゲームストップというゲーム販売会社の株をめぐる個人投資家vsウォール街。金持ちどもが企業を自分の資産の道具としか見てなくて、空売りを繰り返して株価を下げまくって大もうけしようと、そこに目をつけた個人投資家の逆襲。いや、真意はわからないんですよ、本当にその企業の価値が低くなりすぎていることに異を唱えたかったのかもしれない。でもやっぱり単なるマネーゲームに終始する。そのマネーゲームに勝つのは巨大な富を持ったトップ１％の富裕層なのか、その他大勢の小さき者たち個人投資家たちなのか。それにしても金持ち連中のやり方の汚さ。もう最悪。そのクソヤローっぷりに笑う。ほんとクソやろーばかり。で小さき者たちなんだけど、ものすごくすごく共感できる人たちではない。あくまでもふつう。でも彼らを応援したくなる。金持ちどもをぶっ倒せ！に乗っかる感じで力が入る。いずれにしろ他人の土俵荒らして似たり寄ったりの攻防してるだけじゃん！なところはあるんだけど…。結局、勝者は誰なのか、勝つって何に勝つことなのか、最後に出るそれぞれの資産、ああ、この人が大多数の人の代表だよねっていう人の数字がね、そのむなしさを物語っている気がしました。結局、そういうものですよね。
