むねあつすぎです

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を見た。

かつてここまで大きな規模で公開されたカンフー映画があっただろうか。あったか。あった気がする。でもその作品がまさかアカデミー賞を席捲するなんて。なんだろう?これは何かの幻なの?ってそんな映画だ。確かアメリカでは最初3館くらいの小規模公開だったんじゃなかったでしたっけ?作った人たちがいちばんビックリしてるんじゃないか?そんなわけで見てきたんですが、見事なカンフー映画でした。想像以上にカンフー映画でした。そして設定が難しそうに見えるけど、中身は壮大な親子ゲンカ映画でした。マルチなバースはよく考えてもよく分からないのでよし!みたいな感じで、楽しく見れました。そんなことよりこの映画、アカデミー賞候補にもなってますが、キー・ホイ・クアンの出演が胸熱です。子供の頃、わたしキーホイクアンに似てるって言われてたんですよね。確かにちょっと似てた気がする。グーニーズにインディジョーンズに大作に出てすごかったんですよね。ただハリウッドでアジア人俳優に活躍の場はなくて、30年以上裏方の仕事に回っていて…今回、ようやく脚光を浴びる大舞台に返り咲いて、それだけで胸熱!さらにアカデミー賞助演男優賞の有力候補だということで、もう取ったらきっとわたしも泣くだろうな。そして今回のアカデミー賞、主演男優賞の有力候補がブレンダン・フレイザーなんですよね!彼のことも大好きでした。でもブレンダンも長いこと干されて、ずっと仕事がなかった。なので2人とも華麗なる返り咲き。この2人、30年前に「原始のマン」で共演してるんです。この映画でブレンダンのファンになったんだった。「原始のマン」の2人が表舞台に返り咲いて、アカデミー賞を総なめって、熱すぎるじゃないですか!!泣こう!もう泣くしかない!!アカデミー賞、超楽しみです!!

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