「モスル あるSWAT部隊の戦い」を見た。
「アベンジャーズ」のルッソ兄弟製作でこのタイトル。戦争アクションのすごいやつでしょ？的なノリで見に行ったら、完全に脳天ぶちのめされました！！こりゃ、そんな生やさしいエンタメ映画じゃない。冒頭、いきなり戦地で特殊部隊に参加することになった主人公の目線で話は展開されていく。ISに家族を殺された者だけが加入を許される部隊。わかっていることはそれだけ。だからその部隊にいるのが何者なのか、何の任務についているのかもわからない。完全主人公目線で話は進む。とにかくわけがわからないまま、ひたすら移動し戦闘を繰り返していく。でもって戦場の描写がとにかくリアル。実際の戦場にいったことはないけど、仲間の銃弾で人が死ぬし、超重要人物の死が、え？ってくらいあっけなかったり。で、ほぼリアルタイムで事態が展開されて、たぶん半日くらいしか時間は経たない。そこで主人公が地獄を目の当たりにして、しだいに成長していく。そして最後にこの部隊が担っている任務の正体がわかるのだけど、ここだけ一瞬、絵画のような美しい絵になる。しかし何とも切ない話だこと…。実話をもとにした映画らしいけど、超よかった！！！がんばって劇場に走っていったかいがあった！久々に階段10段飛ばしして走りましたよ。
