「ビフォア・ザ・レイン」を見た。
1994年の映画。マケドニアとイギリスを舞台にした作品。何年か前に仕事の打ち合わせの時にオススメされてその場でDVDをポチったまま見ないで放置していたのだけど、仕事環境も整ってふと見ると書庫にけっこう大きめの白い壁があったので、これは！と思いずっと使ってなかったプロジェクターを引っ張り出して投影してみた。おお！ビッグスクリーン！！VRもいいけど、ヘッドセットが重いのが玉にきずで、その点プロジェクターは頭が軽くて実に良い。音はヘッドフォンでなのは一緒だけど、いまはオーディオシステムを買う状況でもないし、しばらくはこれでがまん。で、映画だけど、これを見逃していたなんて…ってくらい好きなタイプの映画でした。死をめぐる３つの話がループするのだけど、一度見たらすぐにもう一回見たくなるやつ。マケドニアのロケーションも美しくてすばらしいし、終始ピリピリと張り詰めた緊張と恐怖がつきまとうのもいい。地味な映画だけど、展開はショッキングで、映像もダイナミックで、じつに豊かな映画だった。かなり好きな映画です。これ。
