「映画 からかい上手の高木さん」を見た。
癒されました。映画単体で見たらどうだったかわからないけど、ドラマを見た直後の鑑賞だったので、あふれるものが止まらない映画だった。始まった瞬間からもう落涙。ドラマ版でいちばん好きだった3話目のあの歌スタート!「片っ想い、両っ想い、急接近〜♪」もう最高!ここで完全に落ちました。むずがゆい2人のやりとりが10年経っても続いてる。そのやりとりを見ているだけでうれしくなってくる。何とも言えない照れくささ。いや、うらやましさと言ってもいいかな。作中で10年経って、登場人物が大人になって、からかいではなく、しっかりした対話の映画になっている。この映画、基本誰かと誰かの一対一の対話で進行する。その意味ではすごく今泉力哉監督っぽい。誰かが誰かを好きになる。その気持ちの正体を不器用なまま言葉にしていくような、そういう映画になっている。見ていて想ったのは、こういう毎日を幸せと呼ぶのだろうなということだった。10年ぶりの再会。明日またこの人に会えるというだけで、生きていることが楽しみになるようなそんな毎日。そんな時間を見ているような映画だった。思わず3回泣きました。エンドクレジットのワンシーンだけちょっと見せすぎな気もしましたが、完全に癒される映画でした。
ちなみに「ぶらいあん」に、映画版にも出てきますが「100%片想い」にドラマ版3話は架空本好きにも神回でした。