2020-07-14 かんじょうのなみ 「WAVES ウェイブス」を見た。 テーマ自体はオーソドックスではあるのだけど、何という語り口。踊るような色彩のコントラスト、腹の底に響いてくるサウンド、縦横無尽に回るカメラ、主題によって変わる画面のサイズと、あらゆる表現手段を駆使して感情を刺激してくる体感する映画だった。閉塞感、取り返しのつかない絶望感、目覚め、希望、許し、見終わって、感情の波が押し寄せてきた。