のうりょうさい

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ロケットマン」を見た。

デクスター・フレッチャー監督作品。実質「ボヘミアン・ラプソディ」を監督して成功させた立役者的人物ということでいいんですよね(クレジットは違うけど)。ボヘミアンを見たとき、これ他のアーティストでやっても成立するフォーマットだよねって思っていたけど、今度はエルトン・ジョンでやると。なるほど。今回はラストのエモーショナルなステージに向かって盛り上がっていくボヘミアンに比べると、少しドラマ重視な構成になっていて、あそこまでの盛り上がりには発展しにくいだろうなとは思った。印象的には「ボヘミアン・ラプソディ」に「ホイットニー」と「エヴァンゲリオン」を足したような、内面的なかっとうが続くちょっぴりヘビーな内容に感じられた。酒とドラッグに溺れてどす黒くにごった現実に反発するように、バカバカしくど派手に彩ったステージ衣装でみせるパフォーマンスの底抜けの明るさ、この対比にエンターテインメントの奥深さを感じる映画でした。

昼はゴールデン街の納涼祭へ。今年は少し涼しい納涼祭でした。写真展在廊6日目。愛知から納涼祭のために上京してきた人の話がすごかった。1日で30軒近く飲み歩くのだとか。楽しいだろうな。お気を付けてオカエリくださいね。