朝から歯を2本抜いた。正直、痛いわけでもないのに、なぜという思いがあるけど、あることで他に迷惑がかかる歯らしくて、仕方なく抜くことになった（これ歯じゃなくて、人間の話だったら悲しい話だなと思う）。見える部分はそうでもないのに根っこが腐っていたらしくて、抜くと砕けて、根だけ残ったり、これがなかなか抜けずに1時間半、あらゆる方法を駆使してなんとか抜いたようだ。麻酔で痛くはないとは言え、これがけっこう、、とういうか猛烈にキツかった。グリグリと引っぱられ、その後ギュイーンって何か削られて、また引っぱられて、何が起きてるのか分からなかったけど、想像の中ではかなりスプラッターな展開が起きていた。で、歯が抜けて今、歯なしの状態なのだけど、歯がないというだけで、いろいろ生活に影響が出るのが面白い。まずストローで飲み物が飲めない。吸っても吸っても抜けた歯の部分から空気が抜けてしまうみたいで、全然飲み物が上がってこない。それから「ぱぴぷぺぽ」がうまく発音できない。「やっぱり」って言おうとすると「やっふぁり」ってなるし、「サポート」は「さほぉーと」になる。ちょっと前にマツコのTVで見た猛烈に滑舌の悪いフェフ姉さんのようだ。自分の名前もうまく言えない、「しんふぁち」になる。数日の間に自己紹介する場面があったら大変だ。なので入学式のタイミングで歯を抜くのはやめたほうがいいと思う。たぶん一生後悔する。ま、でも、ぱ行が名前に入っている人はそうはいないと思うから大丈夫か。というわけでしばらく歯がない生活を満喫しようと思う。
