せはばとる


かつてセガ信者(任天堂も愛してやまないですが…)だった自分へのご褒美のような仕事をやらせていただきました。セガvs任天堂という本の装丁のお仕事。かつて、ファミコンNES)でアメリカのオモチャ市場に絶対的王者として君臨していた任天堂を相手に、弱小ゲーム会社だったセガジャイアントキリングを仕掛けるビジネスノンフィクション。全800ページの大巨編!そのリサーチ力は圧巻で、よくここまで調べたなという緻密な内容。80年代終わりから90年代半ば、スーファミvsメガドラ、マリオvsソニックの舞台裏ではこんなことが起きてたんだ!?という驚きと共にすさまじく面白い内容でした。この数年後、SONYvsセガ、つまりプレステvsサターンの次世代機戦争が始まるわけだけど、その前夜的な内容も垣間見れて実に興味深い。映画化もされる予定ということで、前書きは恐らく映画化に関わるだろうセス・ローゲン&エヴァン・ゴールドバーグが書いている。本当に映画化されるといいな〜。ちなみに装丁は原書のデザインとは変えて、上巻はメガドライブをモチーフに、下巻は北米版スーパーファミコンSNES)をモチーフに作ってます。な〜んて、珍しく仕事のこと書いてみた。
セガvs.任天堂 上」「セガvs.任天堂 下