あおはるだぜ


虹色デイズ」を見た。少女マンガ原作のアイドル映画を飯塚監督が撮るとどうなるかって感じだけど、意外に相性がいいのか、まるで舞台劇のような独特の飯塚節も、ポツポツと噴出するトラブルの大半が放っておかれたままになる大ざっぱな展開も、それがまさに青春感を高めていた感じで、実にあと味がよかった。ああ、青春いいな!高校時代に戻りたいな!!なんて思うけど、こんなキラキラした日々が自分の過去にあるはずもなく、ただ悶々と行き場のないエネルギーをスーファミとX68につぎ込んでいたあの日々に戻っても虚しいだけだぞ、ともう一人の自分がつぶやくのです。