うそばっかり


「ハッピーエンド」を見た。何がハッピーエンドだ!って、ま、ハネケ監督ですからね。当たり前です。画面の奥で静かに起きる惨事の連続。そして少女がスマホで撮影している動画の何ともいえない恐ろしさ…。なんだか異様な映画でした。「ザ・スクエア 思いやりの聖域」も見た。スウェーデンの現代美術館のキュレーターに降りかかる災難を描いた少し小難しげな作品だけど、これが面白かった。何がアートなのかという曖昧な境界線を見極めていると自負する男(嫌なヤツ)が、現実の節度の境界線を見失って落ちていくという、シニカルなコメディでした。夜は野毛で飲みまくる。歩いて帰ったらしいんだけど、全然記憶がない。