きらきらしてます

映画「佐々木と宮野-卒業編-」を見た。

なぜ見たかって?見たかったからですよ。ファーストデイで混み合った劇場。男の客は自分一人というものすごい居心地の悪さを感じつつキラキラを堪能してきましたよ。いやね、このアニメ、テレビ放送の時から、作中に出てくるマンガの架空装丁、例えば4話で出てきた「明日こそは手を繋ぐ」とかの完成度が高くて注目してたアニメなんですよ。腐男子と少し不良のイケてる先輩とのキラキラピュアな恋愛ものですが、劇場版を見て改めてアニメ表現としても、しっかり面白い作り込みをしてるアニメだなと再確認。特にキラキラを丸三角四角で視覚化した光の表現とか、ラブシーンで色のトーンが落ちてノイズが入る演出とか、ネコの使い方とか。あと2人だけの話に終わらせずに周囲に自分たちの関係を開いて行く展開になっているのも今的だなと。もちろん架空装丁の作り込みもしっかりやっていて、受験のお守りとして渡すBLマンガ(原作にはないらしい)の表紙もちゃんとデザインがされてた。このへんはあとでしっかり確認しないと。いずれにしろ何でも見ておくものだなということを再確認させてくれるアニメでした。

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