「ザリガニの鳴くところ」を見た。
“結末は正真正銘の衝撃！”こんな宣伝文句。いいかげん、こういうあおりはやめて欲しい。どんなザリガニがどんなふうに人を食べるのか、見る前からそればかり気になってノイズでしかなかった。ただ実際見てみたら意外にもワニ映画でした。いや、これほんと。冒頭で湿地帯にワニがいる。なもんで、娘が泉に手を入れるたびに、水に飛び込むたびに、いつ食べられるかドキドキがとまらなくて、正直殺人事件どころじゃなかった。何もおきないことが、逆に怖かったです。精神的ワニ映画。そっちの衝撃か！って。予想通り最後は巨大化したザリガニがワニと格闘して、どかーってきて、町中の人間が食われて終わるんでお楽しみに！なわけあるかい！！ええ、とても美しい映画でしたよ。
