たまらなくつらい

「こちらあみ子」を見た。

いったいどんな気分になれと…映画を見終わって完全に迷子になっていた。でも、そう、こういう落とし所のない気持ちを持って帰るために映画とか物語は存在しているんだよね。周囲にとけこめない「変わった子」の存在。純真無垢で自分の感情に素直に動きすぎて周りから浮いてしまって、周囲の人を無自覚に傷つけもする。「わたしのどこが気持ち悪いの?」この質問が痛く心に刺さってしまう。つらい映画ではあるけど、突き放さずに見守るような視線で作られているのが、よかった。実は優しい兄の存在がまた、たまらんかったです。

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