じんせいせんたく

「わたしは最悪。」を見た。

いやーこういう映画好きだわー!!満ち足りない人生、なんかうまくいかない日常。全部おまえが悪いんじゃん!って正論で考えたら、本当にその通りなんだけど、そう生きられないのが人生っていうやつなんじゃない。手に入りそうになると、それがつまらないものに思えて手放して、あとになってそれが大事なものだったって気がついて、でもそのときにはもう時はすでに遅くて、その繰り返し。でもその流れ着いた先に自分らしさが築かれている。失ったものも最悪もすべてに無駄はない。人生とはなんて平凡で無残で、でも愛おしいものなんだろう。そういう地平に連れて行ってくれる映画でした。撮影もすばらく幻想的で美しくて、見ているだけで楽しい映画でもありました。いやー本当こういう映画好き!

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