すんげーないてた

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「余命10年」を見た。

日曜の夜の回がほぼ満席。いまから映画見ても、もうどこにも食事できる店はありませんよっていうマンボーナイトにすごい人の入り。そんな満席の劇場に本編が始まってしばらくしてから入ってきたカップルがいて、暗くてよく見えなかったけど彼氏の方がなんともイキった感じの男の人で、すみませんの一声もなしにずんずん人が座ってる前を押し入ってきて、一席空けた左隣の席にドスンと座って、映画の間もボリボリと何か食べて、じゅるじゅるとジュースをすすって、ま、それはそんなに気にならなかったのだけど、映画が終盤にいくにしたがってなんか様子がおかしくて、何かと思ったらものすごい声出して泣いてたんですよ、その男の人が。もうそれがすごい泣き方で、うえぇへっげぐえっ…って嗚咽をもらしながら、ちょっと引いちゃうレベルで。あんなにイキった感じの人がこんなになっちゃうんだ、って映画でした。いわゆる難病ものではあるんだけど、きちんと監督の作家性が出た演出になっていて、「泣かせ」に寄せすぎてない抑制のきいた作り方がいいなーなんて、冷静に見てたんですが…ダメですね。しっかり涙活しないと!!

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