「明け方の若者たち」を見た。
「思い描いた未来はこんなはずじゃなかった」青春恋愛もの。明大前の飲み会を抜け出した公園で恋が始まって、下北のビレバンで待ち合わせて、スズナリで芝居見て、就職して、一人暮らしをはじめて、でも仕事はつまらなくて、こんなはずじゃなかったのにって現実をつきつけられて…って、まるで「花束みたいな恋をした」じゃん！！こういうフォーマットの映画がこれからけっこう作られるのだろうか？！その意味では、貴重な映画を見た気がする。この映画で一番すごかったのは、リゾートホテルでのラブシーンだった。色んな事情でこんなことになったのだろうけど、あまりの光景に目が点に。これがR-15の力か！？いや、ふつうに天井とか床とか映した方がよかったんじゃ…。「あの頃の俺たちは若かったよな」って27歳の主人公が振り返るのは4年前の自分のことで、たった４年じゃん！って思うのは、自分が年を取りすぎたからなんでしょうね…。
