いえけいほらー!

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忙しすぎて家から出られなかったので、サブスクで何本か映画を見ていたんだけど、その中の一本「事件物件 呪縛の連鎖」っていうのが少し変わった映画で面白かった。ホラー映画ではあるんだけど、ショッキング描写は控えめで、どちらかという心理ホラーっぽい感じで、かなり地味な映画。どうやっても家から出られないみたいな話。その家には窓の外をじっとみつめる女性の霊が家に棲みついてるんだけど、これがふつうにそこにいて、初めて彼女を見た主人公のリアクションが霊だとわかっていながら「あのー、えーと、見えてますけど〜」みたいにふつうに声をかけるという。一緒にいる息子はスマホで写真撮ったりして。なんかこいうほのぼの幽霊描写が新鮮でした。隣にいるはずの人が別の場所から電話をかけてきて、あれ?隣にいるの誰なの?とか、地味ながらなかなか面白い展開。途中、2箇所ステレオグラムが出てきて、よく見るとそこに文字が浮かぶんだけど、これ、ふつうに見ててもわからないよね…。一時停止してじっくり見てはじめて何が書いてるかわかりました。どちらも登場人物の名前でした。同じ絵のはずなのに名前が変わっていると。こんなの劇場じゃ絶体わからない。オチのゆったりした、でもじんわりイヤな感じもよかったな。意外に好きかもこれ。つづけて「ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷」ってのも見たんだけど、こちらはアメリカ映画で日本の「呪怨」の続編的位置づけの映画でした。かなり無理矢理なつなげかただけど…。ねらって見たわけじゃないけど家系ホラー連続鑑賞となって、家から出られない日にうってつけのセレクトだった。

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